走れ!コウタロー 喜劇・男だから泣くサ

(C)1971 東宝
藤倉俊介は、父馬吉から馬吉が果しえなかった一人前の騎手になる夢を託され、家出常習娘アケミと東京へ飛び出した。ところがアケミには、春川というヤクザな男が出迎え、たちまち東京のド真ン中へ放出された俊介は上京第一日目から泣きっ面。その頃、東京で一旗上げようと上京していた心臓男花村京太と知りあったが、俊介の財布は、無一文で空腹をかかえた京太の大食に、早くもスッテンテン。俊介は、嵐田万三厩舎で馬丁を募集しているのを知った。嵐田は俊介が昔仲間の馬吉の息子と知り採用した。そこで俊介を待っていたのは、亭主よりも馬の方が好きだという、出戻り娘のカナ子だった。

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